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2020年8月30日 (日)

「クラウドファンディング」~「応援メッセージ」(12) 辻秀夫(調律)

 まもなく開店25周年を迎えようとしているジャズライヴハウス、大泉学園inFが新コロナウィルス感染拡大のために経営存続のピンチとなった。inF、たくさんのジャズライヴハウスがある中で異彩を放ち、多くのミュージシャン、集まるお客さんに愛されているお店である。そのライヴステージは若手のミュージシャンの登竜門となり、中堅ベテランにとってはやりたい音楽を披露し、時に佐藤マスターのアイディアでユニットを組み、マスター自ら出会い系ライヴハウスと公言する。ジャズをメインとしながらもさまざまなジャンルの音楽の実験的発表のステージとなっている。
 ライヴハウスには珍しいマスター厳選の日本酒と、最高の音楽を味わえる居心地の良さを提供し、初めて来店するお客さんが帰り際に素敵なお店ですねと佐藤マスターにかける一言を私は何度も聞いている。お客さんは遠くから足を運び、演奏はもちろん響きもお酒もおつまみも、五感で感じる全ての心地好さを求めてinFを選び来店する。この心地好さこそがinFの存在価値となっている。
 私はお店のピアノ調律を任されて16年、多くのミュージシャンやお客様たちから響きの良さを評価して頂き、私にとっても技術の実験的なお店であり、仕事のしがいを感じて良いお付き合いをさせて頂いて来た。
 このようにたくさんの人達に愛されて来たinFが、今後の経営存続のためにクラウドファンドを募るという英断をした。今や佐藤マスター一人のお店ではなくなり、たくさんのミュージシャン、お客さん、私も含めた裏方一人一人のみんなのお店となったinFを応援し、たくさんの皆さんからの支援の手が差しのべられる事を願わずにはいられない。
 まもなく開店から四半世紀を迎えようとする今、本来なら関係者みんなで祝うべき日を、その先を危惧するような気持ちで迎えるのではなく、集うお客様たちが笑顔でその日を迎えられる事を願いたい。
 あらためて、inF経営存続のためにたくさんの皆さんの支援の手が差しのべられるよう、inFのほんの小さな歯車に過ぎない私からも切によろしくお願い致します。

画像に含まれている可能性があるもの:守 新治、座っている、夜、室内

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