テキーラ・物語
スペインによるメキシコ統治時代、ハリスコ州の西方に位置するシエラマドレ山脈で山火事があり、その焼け跡から良い匂いを発し甘い樹液を出す、焦げた「竜舌蘭」が発見され、人々がこれを元に加工、完成したのが「テキーラ」の原型であった。 それって、偶然の産物だった
この蒸留酒の蒸留工場が置かれた村が「テキーラ」であり、それがそのまま酒の名前となった。
古くは1873年にヨーロッパに初めて出荷された記録が残っており、その後も販売は拡大し1968年のメキシコオリンピックで世界的に大きく知られるようになった。
2006年、産地は「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」 (Agave Landscape and Ancient Industrial Facilities of Tequila) として世界遺産に登録された。
この地域には、アメリカ先住民のチチメカ人、オトミ人、トルテカ人、アステカ人などが住んでいた。
コンキスタドールのクリストバル・デ・オニャテ(Cristóbal de Oñate)が、1530年にこの地に来て、その年の4月30日にはフランシスコ会士たちによって、サンティアゴ・デ・テキーラの町が建造された。
1541年には地元の先住民たちがスペイン人たちの圧政に対して反乱を起こしたが、その年の内に鎮圧された。
この地区の最初のテキーラ工場は1600年に建てられた。
「黄金仮面」(Máscara de Oro)を名乗った指導者に率いられた反乱が19世紀初頭に起こったが、ヌエバ・ガリシア(Nueva Galicia)の総督に鎮圧された。
しかし、メキシコ独立戦争の初期にあたる1810年11月に、ラファエル・ペレス(Rafael Pérez)を中心とする反乱者たちが制圧。
1824年3月27日に新たな独立国となるにあたり、テキーラは町(Villa)としての地位を与えられ、1874年1月9日には市に格上げされた。
※『ウィキ~』より編集。
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