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2010年9月 2日 (木)

「内田樹」から「わがミステリー遍歴を語る」に至る。

時折訪問する内田樹のブログ。
本日「タイトル」に惹かれて読んでみる。
「『緋色の研究』の研究」
http://blog.tatsuru.com/2010/08/20_0803.php

元「探偵小説」ファンとしては、やはりアンテナに引っかかって来るのだ。
ご存知「ホームズ」ですね。

「回想の読書歴」
思い出せるのが、何故か、小3の頃は「伝記」なのであった。
もっぱら、学校の図書館か、クラスに回ってくる(箱に入った!)「巡回文庫」(のようなもの)
で読んだ。読み尽くした。

次に、小4あたりからはまっていったのが、当時(割と)定番であった、
「ホームズ」「ルパン」そして「乱歩もの」
これらは、「ポプラ社版」で右から左へとほとんど「買った」☆

その後、「少年もの」では飽き足りなくなって、小6から(大人の?)「文庫本」へと「背伸び」
初めて買ったのが『エジプト十字架殺人事件』(クイーン)
そして、いわゆる「謎解きの森」へ。
クイーン、ヴァン・ダイン、クリスティ、ディクスン・カー、などなど。
その「熱狂」は中1まで続く、、、。
(当時、上記の作家は、文庫本的にはほぼ完読)

ハードボイルドは殆ど読まなかったが、
「学級文庫」時代、『マルタの鷹』(ハメット)を興奮して読んだのを覚えている。
良く手に取ったもんだと今になって思う。
でも「それ以上」行かなかったが、、、。
しかし、1980年代になって、唯一「チャンドラー」だけははまった。

それは、当時(1974~80年半ば)の「音友」(共演者)、原尞(はらりょう)の影響だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E3%82%8A%E3%82%87%E3%81%86
彼は、後年、実家(鳥栖)に帰り、1988年『そして夜は甦る』で作家デビュー。
(いきなり「山本周五郎賞」の最終選考に残った)
そして、1989年、2作目の『私が殺した少女』で「(第102回)直木賞」を受賞。

当時、彼が(実質的な)「音楽監督」で、
私も参加していた『ニュー・ジャズ・シンジケート』と言う「(フリー・ジャズ)集団」があった。
その原尞の影響で、「シンジケート内チャンドラー旋風」が静かに巻き起こったり、、、。
例えば『シンジケート』の80年代初頭のコンサートで、
全編「原尞オリジナル」&全タイトル「チャンドラーの作品(から)」
なんて「趣向」もあったほど。
実際、かれの作品は「チャンドラー色」が濃く出ているが(本人もリスペクトを明言している)
非常に「文学的」高みにあり、身内誉めではなく、本当に驚嘆して読んだものだ。
「日本にもこう言う『大人のミステリー』が出てきたか、、、」
と言う感慨。
(ミステリー全般を読み込んでいる!というわけではないので、「その辺」はご寛恕)

※「余談」ながら、原尞訳でチャンドラーを読みたい!

長くなったので、戻るが、
内田樹が先ず引くのが、チャンドラーのあの「名セリフ」
「ハードでなければ、、、。ジェントルでなければ、、、」
(皆さんならどう訳します?)
そして、タイトルの『緋色の研究』になるわけだが、、、。
なにしろ読んだのが、小学校の頃、40年以上前になるので、
細部も、ここに引用されている「セリフ」も覚えていないなぁ~。
でも、今、今だからこそ読むと、また面白いんだろうな、と思う。

今一番の贅沢が「小説を読む時間」と「(クラシックの)スコア(楽譜)を読む時間」かな。
実は、6月に帰省した折、実家の本棚にあった、
(いつどうやって買ったのかも覚えていない。80年代後半?)
『クリスチィ短編全集2』『同3』(創元推理文庫)
を持ってきたのだったが、果たして完読はいつの日か、、、。

ちなみに、
内田樹と甲野善紀先生との共著
『身体を通して時代を読む』
が(文春)文庫化されるとの由。
(『随感録』8月7日付)
http://www.shouseikan.com/zuikan1008.htm
買わねばのむすめである☆

その前の「8月3日」なども是非読んでみて下さい。
(私、その号「立ち読み」)
ちなみに、西洋栄養おばさんの採点は「79点」
ま、「西洋(『栄養学』)依存的判断」から言うと、そんなとこだろうな。
「だからなにexclamation & question」って感じだけどね。

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