小三治の夏2009
8月10日
池袋演芸場。上席昼。
10日枠のモロ真ん中が「山」にかぶっていて、
他にも色々ありまして、、、
ようやく、最終日に登場と相成った。
(実は、下山した7日に、その足で、ダメもとで(3時頃)行ったのだが「満員札止め」で入場ならず)
予定より、出遅れて、11時過ぎに着。並ぶ。
(今考えると、この時点で、150人ほど並んでいたことになる)
わずかの差で「立ち見」
終演4時半(予定)なので、5時間強の「行程」だ。
ほぼ「山歩き」ですよ。また懲りずに、、、。
以前、当店に出ていただいた、三之助さん、三三(さんざ)さんの「成長」が嬉しい。
(『初天神』『引越しの夢』)
扇橋さんの、なんだか「柳に風」の風情が、やはり「寄席」である。
半分近く、よく聞き取れないのだが
ま、それもこれも扇橋さんの「芸風」ってことで、これも「あり(寄席)」
(『茄子娘』)
(紙切りの)正楽さん。
リクエストで「世界平和」と来て、どうするのかと見ていると、
「ハトを飛ばす子供たち」
で応えた
ウーム、、、やるもんである。
その三味線(BGM)が『イッツ・ア・スモール・ワールド』
これまたナイスな選曲に喝采!
「のいるこいる」
相変わらずの「芸風」で、やはり「いい味(笑い)」を出している。
「寄席の笑い」だ。
「TVの笑い」ではなく。
そして、丁度4時過ぎ、「まってました~!」小三治さん登場。
(山に例えると、ようやく「頂上」が見えた☆って感じ)
はこが揺れている、、、。
「まくら」に、地震のことなどをふりつつ、12分ほど。
(これでも短いほう。ある時などは「まくら」で30分以上やって、「時間切れ」で「噺」まで行かなかったことあり。数年前、ここで)
この日の噺は『かぼちゃ屋』
どうしようもない与太郎とそのおじさん、そして町内のあにさん、その三人だけの独白と対話で展開する噺。
同じ「かぼちゃ(唐茄子)」を売る、『唐茄子屋(政談)』よりは、さらっとしていて「柳家」と言う感じ。
『唐茄子屋』は、勘当された「若旦那」が、「売り」の途上で、吉原を仰ぎ見つつ「あの頃」を想うところがあり、そこでほろっとさせたりするわけだが、『かぼちゃ屋』は、そんなところはない。
あくまで、単なる「与太郎」なわけで、噺としては淡々と進む、、、。
「淡々」とした「その味」が「小三治」である。
「その味」をしみじみ味わう。
終演、4時35分。
「噺」自体は、20数分。
あっと言う間の30分(一席勝負)
「楽しいこと」もいつかは終わる、、、。
ありがとう&おつかれさま小三治さん。
「わたしの小三治な夏」は終わった。
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