「初回」と「サッカー」
27日
『Out Of Standard』
啼鵬(p、bandoneon、g)
大和田雅洋(sax、cl)
牛渡克之(Euphonium)
このユニット、考えてみれば、昨年の5月以来の「ご無沙汰でした」
バリバリ・クラシックから、チック・コリアの『スペイン』まで、まぁ幅広なレパートリーで、あの手この手で攻められては、全面敗北(まいりました☆楽しすぎ!)である。
満員御礼な本日、啼鵬さんがらのライヴでは、珍しく「男子率」高かった(54パーセント)
そして「楽団率」(楽器をやっている)も高かったかと。
あるお客さんのお父様が「アルビ」着てくる宣言があったのだが、
本当に纏ってこられ(私は、迷った挙句、「(ユニセフ・ロゴ)バルサ」で対抗☆)、しばし「サッカー談義」で盛り上がった。
終演後、初めてのお客さんがお一人で。
この方とも、サッカー談義で盛り上がる。
その後、また「初回」の三人組みの外人の方もご来店。
「何かリクエストは?」と問うと『レディ・イン・サテン』のリクエストが。
これは、渋い!
幸い、レコードがあったので、かける。
いや~この盤、久しぶりに聴いた。
いきなり『アイム・ア・フール~』だもんな。
痺れます!
『ユー・ドント・ノウ~』も入っていたか、、、。
(曲順等、ほぼ忘れておりました)
解説を読むと、これらの曲は、ビリーの「初録音」なのだそうだ(敢て!)
『コートにすみれを』
『ユーヴ・チェンジド』
『イッツ・イージー・トゥ・リメンバー』
『バット・ビューティフル』
『グラッド・トゥ・ビー・アンハッピー』
なんかも、、、。
ウーム、そうだったのかぁ。
「トレビア」なのであった。
この盤が「ラス前」の録音(死の前年)なので、
ついでに、死の年(半年前くらい)の『ラスト・レコーディング』も引っ張り出して、これまた超久々に針を落とす。
一曲目の『オール・オブ・ユー』に鬼気迫るものを久々に感じた。
メンツを見ると、なんと、ハンク・ジョーンズが弾いていた☆
怪物だよ、この人。
正に「ジャズ界最後の生き証人」
今度は、聴きにいかなくっちゃ。
帰り際に「生まれはどちら」と問うと「ドイツ」
「去年、ワールドカップで行きました。で、ドイツの何処?」と更に問うと「ブレーメン」
「オー!ベルダー・ブレーメン。奥寺がいたチーム」
「そう、今季は調子いいんだよ」(日本語が達者)
などと、これまた、一挙に「サッカー・ネタ」で盛り上がった午前2時なのであった。
「初登場お客さんとサッカー・ネタ」炸裂という、不思議な日だった。
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